あしたの私に会いに来て…

いつかまたあなたに逢えるなら。その時はもっとステキな私で逢いたい。

私&大切な人たち

サヤカ

Author:サヤカ
26歳 会社員
B型
音楽をこよなく愛するケータイマニアです

何かございましたら
*メール:sayaka38ca@ヤフー*
もしくは鍵コメにて。

当ブログは無期限放置になりました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

今も私は、日々言葉を綴っています。
皆さんから貰った、たくさんの気持ちを胸に頑張ります☆

みんないつもありがとう♪

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5月30日(火) 夜。

会社を出て、待っていると言われた場所に行くとヒロくんがひとりベンチに座っていた。
私に気づいて顔を上げたヒロくんのその表情は、見た事もない自信のなさそうな顔だった。

しばらく沈黙が続いて、
それが何だかおかしくて
どうでもいい会社の話を始めて。
でも、やっぱり会話が続かない。

「大事な話をしてもいいかな?」
口火を切ったのはヒロくんだった。

「こんな事、言うつもりなんかなかったんだ。
やっぱり、○○さん(私の苗字)は社員さんで、俺は派遣だしとか
気まずくなりたくないとかあって。
でもああいう事をして、逃げる気はない。

もうわかってると思うけど、
好きになっちゃったみたいなんだよね。
昨日の夜がきっかけじゃなくて、ちょっと前から。」

大好きな目が、私を見てる。
目の前にいる人は、私だけに話しかけてる。
私ときちんと向き合ってくれている。

初めて涙が出た。
嬉しいのと、びっくりしたのと、もうぐちゃぐちゃ。

「私も…」
泣きじゃくりながらそう言うのが精一杯の私の頭にポンポンって手をのせて、優しく頭をなでてくれた。
「泣かないの。嬉しい時は、笑うんだよ」
私の顔を覗き込んで、目を細めて笑うヒロくん。

それでも泣き止む事ができない私を、ヒロくんは抱きしめてくれた。
5月のまだちょっと肌寒い夜。
ヒロくんの体がとてもあったかくて、そこにいられる事が本当に幸せだった。

そして体を離すと、どちらからともなくキスをした。
ヒロくん「もう何も遠慮せずにこんな風にできるんだ。」
サヤカ「そうだね。××さん(ヒロくんの苗字)が順番間違えてくれたおかげかな。」
ヒロくん「…うるさい…(照)」

いつもクールで仕事に打ち込んでるヒロくんの照れてる姿が、何だかとても愛おしくて。
私たちはこうして、彼氏と彼女になった。
出会ってから4ヶ月と20日後の事だった。

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メール。

ヒロくんが帰って、力が入らずに
でも無理やり会社に行く準備をして、いつもみたいに自転車で会社に向かった。
ヒロくんから電話がかかってきた。「2度寝したんじゃないかと思って」。
そんな小さな事でも、嬉しくて
でも切なかった。
私はヒロくんの彼女じゃなくて、一同僚。
社員と派遣さん。

一日集中できずに仕事して
ヒロくんは定時で帰ってしまって
仕方なく残業してた。

すると一通のメール。
「昨日はほんとに助かりました。ありがとう。

それから、昨日の夜のことは本当にごめんなさい。いきなり…反省してます。すっごいそれが謝りたくて。」

それを見て、あまりのショックに涙も出なかった。
お酒のせいで手を出してしまった事を、ヒロくんは後悔している。
やっぱりと思う反面、悲しかった。
でも、そんな弱さ、見せたくなかった。
「謝られても困ります。謝られた私はどうしたらいいんですか?」
必死の抵抗だった。

その後何回か電話がかかってきたけど、直接とどめを刺されるのが怖くて出なかった。

残業を終えて、失意の底で帰宅しかけた私のケータイがなった。
ヒロくんからのメール。

「まさか俺が酒の勢いに任せて誰でもいいから…とか思ってないよね?だとしたら根本的に間違ってる。
それと謝った理由がちゃんと理解してもらえてない気がする。謝ったのは順番間違ったから。
何の気持ちも考えも言わず行動に出ちゃったから。それがものすごく申し訳なくて。

朝、『こんな日はもう来ないんでしょうね』って言われた時すごくそう思った。だから謝りたかった。

会社終わるまで待ってる。どんな事でも受け止める覚悟はできてるから。」

5月30日(火) 朝。

朝。
6時ごろかな。
次の日も仕事で、外回りのヒロくんは酔いつぶれてお風呂にも入らず前日と同じ服装で出勤するわけにも行かずに一旦家に帰ることになった。
地下鉄も動き始めて。

まともに会話できなかった。
お互いの顔を見るのが何だか恥ずかしくて。

「本当にありがとうございました。助かりました。」
そう言うヒロくんに、一言「うん」って言うのが精一杯だった。

するとヒロくんが無言で私の事をそっと抱きしめてくれた。

嫌いなはずの人を突然好きになる有り得ない展開。
叶うはずも、伝える事もできないと思った気持ち。
まさかの展開を、やっぱり信じられない気持ちでいっぱいだった。

サヤカ「こんな日、もう二度と来ないんでしょうね…」
そう言うのが精一杯だった。
告白なんてした事がないし、するつもりもなかった。

「そうかな」
ヒロくんはそれだけしか言ってくれなかった。
そして、私の髪をなでて「また後で、会社でね。」
そう言い残して、帰っていった。

ドキドキが止まらない。
でも、嬉しいだけのドキドキじゃなかった。
これで気まずくなるかも。
お酒の勢いだったのかも。
疑い出せばキリがなかった。

ドリカムの歌でもあるけど、
たった一度抱きしめてくれたら夢見たいで、それで十分だと思っていたのに。

この恋は、あっさり散ってしまった。
そんな、最悪な朝だった。

衝撃の夜、本番。

どうにか私の家までヒロくんを連れて帰って、背広とネクタイだけはずして、顔を無理やり洗わせて少しは落ち着いたみたいだった。

実は大学時代まで体育会に所属していた私は、泥酔者の扱いに慣れていた。
そして、酔って吐いた人間を寝かせる危険性も、少しはわかっていた。
私が高校生の時、後に私が通った大学で酔った人をそのまま寝かせて、その人が吐しゃ物で窒息死してしまった。

だから、「もう大丈夫」というヒロくんの事が心配で、次の日仕事なんて忘れて夜中ずっと起きてヒロくんを看ていた。

真っ暗で静かな部屋。
普段私が寝ているベッドにいるヒロくん。
いつもクールで大人っぽくてかっこよくて、すごく遠い人だと思っていたのに
そのヒロくんが見せた酔った姿。
そして、子どもみたいな寝顔。
この人の寝顔を独り占めしている人がきっといるんだろうな。
今日だけ、私にも見させて欲しい。今日だけ…

するとヒロくんが、布団から手を出して私の手を握る。
「優しいね…いてくれてよかった…」
目を少しだけ開いて、でも確かに私の目を見てそう言ってくれた。
私が好きになった、その目で。

そして私の手を握ったままゆっくりと起き上がるとヒロくんは…

私にゆっくりと、優しくキスをした。

そのキスは長い間続いた。
優しくて、でも止まらないキス。
今まで何人かとキスした事はあったけど、あんなキスは初めてだった。
何もかも忘れて、自分も相手を強く求めるような…

私たちは、それからもただひたすらキスをし続けた。
気がついたら、朝日が顔を出そうとしていた。

衝撃の夜の幕開け

うちの会社は変わっていて、年に何回か会社の金で飲み会がある。
当然全員強制参加。

その日ヒロくんは妙にハイテンションで、私の同期のゆうちゃん♂や新入社員たちと、ものすごい勢いで飲みまくっていた。
それに乗せられて先輩たちも一気しまくり。

…結果、泥酔者続出。
行方不明になる同期
叫びながらタクシーで去っていく先輩
踊りながら二次会に行く集団

(゜゜;)これ、社会人ですよね?

そんな中、一番最後を歩いていた私(泥酔した新入社員に代わって2年目の私が最後尾。)のところにヒロくんがやって来た。
目の前には課長や先輩たち。
なのに…

ヒロくんは、私の手を握ってきた。
びっくりして隣を見ても、前を向いたままで何も言わない。
握った手に力を入れて、ゆっくり歩こうとするヒロくん。
そのせいで、私たち二人だけみんなから遅れてしまった。

サヤカ「ちょっと大丈夫ですか?飲みすぎたんでしょう?」
ヒロくん「だーいじょうぶー♪」

いや…明らかに大丈夫じゃない。
このまま歩き続けてもよくないなと直感的に感じて、公園のベンチに座る。
それがいけなかった。

最初は頭にキスするくらいだったのに、
そのうち抱きしめて、ほっぺにまでキスしだした。
首筋にまで…

この酔っ払い!セクハラで訴えてやる!

なんて言えない。正直嬉しい気持ちでいっぱいだった。
でも、酔った勢いでそういう事されるのは複雑な気持ちだった。
サヤカ「あのー…私野外プレイとか興味ないですょ(汗)」
訳のわからない理由で拒否するしかなかった。

ヒロくん「あははははは♪そんなに照れなくてもいいのに♪かわいいなぁ♪」

と言った瞬間、ヒロくんの顔が真っ青になった。
ヒロくん「き…気持ち悪い。吐く…」

本当に…吐(ry

こうなったらもう一人では帰れない。
ヒロくんの家は隣の隣の区。
タクシーは当然乗せてくれないし
電車で帰ろうと言ってみたけど、揺れると無理らしくて…

こうなったらこの辺の誰かんちに泊めるしかないな。
ゆうちゃん♂に℡⇒「もう俺んちゲ○ったやつが二人おるけん無理!」
同期の男子全滅。

どうしよう…でもこの人ここに置いて帰るわけにはいかないし…

その時ひらめいてしまった。
この人泥酔してるし、もう何もできないだろう。
100m行けば私の家がある。
今夜一晩泊めるしかないな…

これでこの日は終わると思っていた。

だけど私はビビリなので

まさかの展開から2ヶ月。
異動で部署が変わった私。

でも…

うちの支店、ワンフロアに全ての部署=120人の素晴らしい支店☆

なのでヒロくんとは引き続き同じ職場が続く。
でも、外回り中心のヒロくんと、プロモ担当で内勤中心の私。
ミーティングとかも当然一緒じゃなくて、顔を合わせるのは一日2時間くらいになった。

でも、外回り中にわからない事があると、ケータイに電話してくる。
「一番聞きやすいから」
…あぁそぅですねぇ(-_-)どうせ私が一番下っ端ですょ。
でも、少しでもヒロくんの力になれる事が嬉しかった。

恋に落ちたあの日を境に、私とヒロくんはちょっとだけ仲良くなった。
ケータイの番号とメアドをヒロくんから聞かれ(今思えばわからん事をいつでも聞きやすいようにだけど)、職場でも笑って話せるようになっていた。

だけど、かっこよくて大人なヒロくん。
彼女がいて当然。
でも聞けない。
かわいくもないし、仕事もできない私。しかも子ども。
つりあうわけなんかない。
この恋は、一生日の目を見ない。
ただ思い続けて思い続けて、叶うどころか伝える事すらできない恋だろう。

そう思っていた。

君の瞳に恋してる。

ある日仕事で、見た事もないシステムを自分の担当店舗に設置・説明しなきゃいけなくなった。
てんぱりまくりの私に、課長が一言。

「あ、一人詳しいのがおるぞ。」

それがまたしてもヒロくんだった。
ヒロくんはうちの会社に入る前、店舗スタッフでそのシステムを使いまくっていた。

で結局ほとんど会話も接点もないヒロくんの運転で、ショップさんに向かう事になる。
サヤカ「すみません、忙しいのに…」
ヒロくん「いいえ、俺そんなに忙しくないですよ」

…話がかみ合わない(´_`;)空気が重い。気まずい。
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ
私やっぱりこの人嫌いかもonz
早く帰りたいー。

そんな気持ちでショップさんに到着。
早速店長に挨拶して、説明を開始。
と言っても説明は全てヒロくんだけどね↓

最初はあまりにも早く帰りたくてそればっかり考えてたけど、
気がついたら私、

ヒロくんから目が離せなくなっていた。

店長の本当に基本的な質問でも全部受け止めて、わかりやすく説明して
一つ一つ、「大丈夫ですか?」「わかりにくくないですか?」って聞きながら
ただ口頭で説明するだけじゃなくて「一緒に」やって「一緒に」覚える。

店長に話しかける時の優しい顔と、
システムに向き合う時の真剣な眼差し。

嫌いだったはずの人は、その目で私の気持ちを180度変えてしまった。

3月のある日。
生まれて24年。サヤカが初めて自分から恋に落ちた瞬間だった。

ヒロくんとの出会い

1月のある日、私の会社に一人の派遣さんがやってきた。
かっこよくて、あまり笑わない、私の一番嫌いなタイプの人だった。

次の日に仕事の相談を部長にもちかけて飲みに行くことになった。
部長「あ、今日もう一人いるけどいいかな?」
それが、私の嫌いなタイプの派遣さん=ヒロくんだった。

話してみたら意外に気さくな人で、私より5歳年上の広島人って事がわかった。
でもそれ以上でもそれ以下でもなくて。
恋愛対象になんてなり得なかった。

それから3ヶ月後に、まさかの展開が待っていた。

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