あしたの私に会いに来て…

いつかまたあなたに逢えるなら。その時はもっとステキな私で逢いたい。

私&大切な人たち

サヤカ

Author:サヤカ
26歳 会社員
B型
音楽をこよなく愛するケータイマニアです

何かございましたら
*メール:sayaka38ca@ヤフー*
もしくは鍵コメにて。

当ブログは無期限放置になりました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

今も私は、日々言葉を綴っています。
皆さんから貰った、たくさんの気持ちを胸に頑張ります☆

みんないつもありがとう♪

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あの日の2人。―そして―

普段あまり感情を表に出さない彼を、付き合っている間
私は2度も本気でキレさせた。

1度目は、私が彼を疑ってしまった時。
地下鉄の駅で、本気で怒られた。
だけどその後、とことん私と向き合ってくれた。

そして2度目は別れ話の最中。
予想もしてなかったところで、彼は電話の向こうで私に怒鳴った。

今思えばきっと彼も、もっともっと私に言いたかった事がたくさん
あったのかもしれない。

昨日の続きです。


もっと早く、「別れよう」って言ってくれたらよかったのに。
そんな私の言葉に、それまで言葉を選ぶように慎重に
少しずつ話をしてくれてた彼は、突然声を荒げてこう言った。


「そんな簡単な事じゃないだろ…!」


ヒロくんを困らせたいわけでもない。
怒らせたいわけでもない。
ただ、どうしてここまでお互い苦しまなきゃいけなかったのか、
どうしても理解できなかっただけなのに。

彼の怒りを感じて、私は言葉が出てこない。
彼は、少しの間の後、こう続けた。

「そんな…簡単に言えるわけないだろ。」

私だって、と思う。
できればこんな事、言いたくなかった。

「何度も、別れた方がいいんじゃないかと思った事はある。
前の彼女と別れた原因、話したじゃん?
俺はまた同じ間違いを繰り返すのかなって思ってね。

いや、違うか。
きっと元彼女よりも、あなたの方が何倍も何倍も傷つくって俺はわかってた。

このまま付き合い続けて、あなたにたくさん辛い思いさせて
でもどこかで、あなたは俺の事をずっと待ってくれるような気さえしてた。

言えるわけないだろ…。
好きな人に、自分から別れるなんて。」


じゃあ私は…?
言わざるを得なかった私は?

言ってしまったんだよ?
大好きで仕方のない人に、「別れよう」って。

あなたと別れても、会えなくなっても
きっと傷として残るんだよ。

ズルイよ。

そんな私の心の声が聞こえたのかな。

「でも…結局ただ俺が弱かっただけなんだ。
俺が言わなかったせいで…
本当に、ごめん。」


本当だったら、私だってキレてもいい場面だったのかもしれない。
でも、好きな人だから許してしまう。

わかってた。
私が苦しんだのに比例して、
ヒロくんは私の何倍も苦しんだ。

彼がキレた事も、
こうして私に謝罪してくれた事も
今電話の向こうで涙している事も

きっと弱かった彼なりの
精一杯の私への気持ちの表現方法だったんだと思う。


彼も私も、本当は別れなんて望んでいなかった。
でも、私たちに別れが必要だって事は、私たち2人が一番良くわかってた。

弱い彼も、彼が意地でも貫こうとするそのスタンスも
全て理解できるほどの頭と心が私にあれば。

まだまだ子どもで自分のわがままばかりで
ちょっとした事ですぐくよくよしてしまう私を受け入れられる
柔軟性とほんの少しの勇気が彼にあれば。

でも、私たちには、そうなるのは簡単ではなかったから。

もうダメだってわかってたけど
どうしても最後に言いたかった。
彼への最後の意地悪。

「もしも…○○さんが
『あともう少し、俺の事待っててほしい』って言ってくれたら
私もうちょっとだけ、頑張れるのに…」

彼は何も言ってくれなかった。

「何も…言ってくれないのね。」
「…言えないんだ。」


多分―。

私が別れを告げなければ、きっと何となく続いていたと思う。
でも続いていく中で、
私も彼も、同じ時間を違う場所で
神経すり減らしながらしか、過ごす事ができなかった気もする。

この結論が正しかったのかどうかはわからないけど
後悔はしちゃいけないよね。


本当に短かった、ヒロくんとの日々。
いろんな事が、頭の中に蘇った。

でも不思議とその瞬間には
苦しかった事とか、怒りとか
そういうものは全く思い出さなかった。

2人一緒の時。
大笑いなんてほとんどなかったけど、
いつだって笑顔で、幸せに満ちていた。

幸せだった。
ヒロくんも、そうだったんだよね?

もう戻れない。
わかってる。

もう終わり。
わかってる。

2人一緒に笑える日は、もう2度と来ない。
わかってる。

だから忘れたくなかった。
彼の、明るい声。
「じゃあね」っていう優しい声。

私は彼に、最後のわがままを言った。

「ねぇねぇ。」
「何?」
「最後に1つだけ、お願いがあるんだけど。」
「うん、いいよ。」

「笑ってお別れがしたい。」

本当は、そんな事できないのは自分が一番良くわかってたけど。
他に、忘れないための方法が思いつかなかった。

「できないよ…」
彼も、きっと同じ気持ちだった。
涙声で一言、そう言った。

「できないなんて言わせないもん。
そのくらい…してくれてもいいじゃない。
私、いっぱい頑張ったんだからね。」


頑張って笑おうとして、逆に涙のせいでうまくしゃべれない私に、彼は観念したみたいだった。

「わかったよ、わかったから…」
彼もさらに泣いて、必死に応えてくれた。

「ありがとう。」
「うん。」
「お別れだね。」
「うん。」

それからしばらくお互い無言になる。
付き合っていた頃は何気なく言っていた、「じゃあね」が、
こんなにも重い意味を持つ言葉になるなんて。

もう、戻れない―。
これ以上の沈黙、何の意味もない。

先にその言葉を口にしたのは彼だった。
「じゃあね。」

私も、溢れる涙を必死に隠すように言った。
「うん、じゃあね。
本当にありがとう。」


「こちらこそ。好きになれてよかった。」

もう…私から彼へは、何も言えなかった。
次から次へと涙が溢れて、もう声を出す事すらできなくなっていた。

「じゃあ…切るね。」
「ん…。」

そして彼は、最後に意外な言葉を残して電話を切った。
付き合っている間、どんなにお願いしても言ってくれなかったのに。


「じゃあね、サヤカ。
元気でね。」



サヤカ―。
一度も呼んでくれなかったのに。
やっぱりヒロくんはズルイ。

私の名前を呼ぶ彼の声が、頭の中で何回も響いた。
電話が切れた後の、終話音と一緒に。




1ヶ月たった今も、別れの瞬間を思い出すと
虚無感に襲われる。

そして今、彼がどんな思いで過ごしているのか聞いてみたいと思う。

別れた後、彼とは4度の再会をして
その内の2度目の再会で、彼の声を聞いてしまった後
私が立っていられなかったのはきっとこの最後の言葉のせいなんだと思う。

いつかこんな最後も、笑って振り返る事ができるようになるのだろう。
次に付き合う人にだって、「前に付き合ってた人とこうやって別れたんだよ」って、平気で話すのかもしれない。
人間って本当に都合よくできている。

やっとの思いで、「最後」を文字にする事ができた。
何となくだけど、ちょっと前に進めた気がする。

さぁ、明日から
また新しい毎日を頑張っていこう。
忘れるための日々じゃなくて、全てを受け入れるための日々になりますように。
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コメント

おつかれさまでした。

文字に起こすことは、そのこととちゃんと向き合うってことだから
きっと簡単なことじゃなかったと思うんだ。
おつかれさまでした。がんばったね。

サヤカさんの言葉たちを読んで思ったことはたくさんあるんだけど
胸がいっぱいになっちゃって書けないや。

「忘れるための日々じゃなくて、全てを受け入れるための日々になりますように。 」
私も祈ってます。

>>monnさん
長々と書いてしまいました(汗)
ダメですね。まとまりがない。
でも、やっぱまだきちんと整理ができてないのかも。

正直書きながら、途中でやめようと思ったんだ。読んでくれてる人たちは、もしかしたら私たちの最後を知って呆れるかも、落胆するかも…いろんな事を考えたよ。

だけど、めんどくさがりの私がブログを始めた理由に立ち返った時、これは誰かに読んでもらうためのものではないんだよね、っていう事を再認識しました(読んでくれる人たちには本当に申し訳ないんだけど)。自分の気持ちと、自分とヒロくんとの関係と向き合うためのものだから。

うん、だけど読んでくれて本当にありがとう。
来てくれる人たちに支えられているのもまた、事実だから。

サヤカさんの日々の成長に感動してます。
ぼちぼち がんばりまひょ。(京都弁で・笑)

こんばんは。

好きなのに平行線…てあたりが、かなり切なかった。

好きなのに、別れを告げなきゃならなかったんだもんね…。

切ないょね…


一生懸命向き合って、前に進もうと努力してぃるさやかさんはすごぃょ、えらぃょ。


私も振り返って思いきり泣きたくなってしまった(*_*;

いっか、こんな時期もあったと笑って振り返れる日が来てほしぃな。

サヤカさん、ヒロくんサヤカさんのこと愛していたんだね!
たぶんあなたたち、何年後かに知り合っていたらとってもうまくいくと思う・・・
思うけどもう知り合ってしまっていたからね!
今の彼の状況とサヤカさんの状況が
かみ合ってなかっただけのことかな?って
ごめん・・こんな安っぽい、簡単な言葉で、
でもさ、ちょっとしたことで歯車がくるってきてさ、取り返しのつかないことってあるじゃない?なんかそれかなって感じがした・・・
ほんとにごめん!ごめんね!

>>バオバブさん
ありがと♪これ書くまでに1ヶ月もかかった時点で、ゆっくり過ぎると思うけど、毎日が新しい事の始まりだって思って頑張るね!
ん?バオバブさんって京都人?

>>るんさん
何かね、妙に記憶に残ってたんだ。
例えばたった1㍉しかずれてなくても、交わらないものは交わらない。そんな関係だったのかもしれないな。
向き合えたのかな。書き終わった後、すごく力が抜けてしまって。
これで終わりというわけにはいかないみたい。

>>AKIKOさん
どうして謝るの???本当にAKIKOさんには感謝してるんだよ!
私もそんな気がする。もう少し時間が経ってたら、ヒロくんも変わっていたかもしれないし、私ももっと大人になれてたんだろうなと思う。
でも、出会ったタイミングも含めて「私たち」だからさ。違うタイミングで出会ったら、恋に落ちる事すらなかったかもしれないもん。

全て、この時の私たちだからこそ。そう思ったら、何もかも必然だったのかもしれないと思うよ。

この世の中、不要な事なんかないそうですよ。だから、
出会った事は、その時に必要な事だったからそうなったのだと思います。

別れって、すごくキツいですよね・・・
でもいつか、それにも意味があったんだと思える日がくると思います!

>>HIROさん
そうですね。あの時の私にとって必要だった人。逆もそうなのかな。私は彼の人生に、何か残す事ができたかな。
何もできなかったのに。
別れには必ず何か意味がある。だとしたら、その意味を知ってみたいと思います。

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