あしたの私に会いに来て…

いつかまたあなたに逢えるなら。その時はもっとステキな私で逢いたい。

私&大切な人たち

サヤカ

Author:サヤカ
26歳 会社員
B型
音楽をこよなく愛するケータイマニアです

何かございましたら
*メール:sayaka38ca@ヤフー*
もしくは鍵コメにて。

当ブログは無期限放置になりました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

今も私は、日々言葉を綴っています。
皆さんから貰った、たくさんの気持ちを胸に頑張ります☆

みんないつもありがとう♪

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記念の夜。

彼のとんでもない発言に驚いて
私はものすごい大きな声で

「はぁっ!?!?」

と聞き返した。

そして、我に返って考えた。

やっぱり展開がおかしすぎる。
出逢ってまだ1週間。
実際逢うのはまだ3回目。

なのに何!?

…体目当て
って事…?


「意味わかんないし!
何考えてんの!?」


そう声を荒げる私に、
彼はクスクスって笑って
「そっちこそ何考えてんの?
俺だって盛りのついた猫じゃないし
サヤカよりは10年も長く生きてる。

お前が考えているような、
そういう事をしたらマズイ事くらいわかってるよ。

ただ、何となく今日は贅沢して飲みたい気分なの。
でも車だから、飲んだら運転できないでしょ?
今から酒買いこんで、今日は酔いつぶれるんだ。」


そこまで何の迷いもなく言われたら
私は何も言えなくなってしまって

いや、それでも普通はイヤだと言い張るべきだったんだけど
私も今日は酔いつぶれたいと思ったし

高本さんは何もしないって
そんな馬鹿げた確信もあって。

今考えると、とんでもなく恐ろしい。

一言、「わかった。」って言ったら
高本さんは超ハイテンションを取り戻して
「よっしゃぁ、酒買いに行くぞー!」
そう言って、コンビニへ車を走らせた。

コンビニで大量のお酒を買い込んで
たどり着いたのは港の近くの路地裏に立つ
「いかにも」って感じのラブホテルだった。

実は私、この歳にして
一度もラブホに行った事がなかった。

入口から何のためらいもなく中に入っていく高本さんとは対照的に
私はかなりオドオドしてしまって、周りを見渡しながら後を着いていく。

そんな私の異変に気づいた高本さんは
「だから何もしないって言ってるやろ?」
と言った。

「…違うの。」
恥ずかしそうに言う私に高本さんは不思議そうな視線を送る。

「私ね、こういう所来た事なくって。」
「はぁ!?お前いくつだよ!?」
「だって今まで必要のない生活してたんだもん。」
「あー…どっちかが一人暮らし、みたいな?」
「そう。」
「だからさぁ、お前って本当に大事な事何も言わないのね。」
「んん?これは大事な事じゃなくない?」
「アホか。せっかくなら、こういうところには彼氏とちゃんと来たかっただろう?
何が好きで俺と酒飲むためだけに来てんだよ。」


何か変だけど
そんな会話の中からも、高本さんの人柄が感じられて
そして、やっぱり高本さんは本当に何もするつもりがないんじゃないかって思った。

部屋に入って、もの珍しそうに中を見て回る私の後から
まるで保護者みたいについてくる高本さんは
ちょっと呆れたように笑ってた。

大きなテレビをつけて深夜番組見ながら
買ってきたお酒をすごい勢いで空けて
2人で本当にいろんな話をしてね。

その時、初めて高本さんの「陰」を見た気がした。
「俺だって、昔っから今みたいに強かったわけじゃない。
20代の頃は、それなりにいろんな事があって
やっぱり相手の顔色ばっかりうかがってた事もあった。
苦しい事も、辛い事もたくさんあって。

でもそういう経験があったから今の俺がいるわけで
今の俺は最終解脱者なのだ。」


真面目な話をしてるのに、結局最後ふざけてみせる。
それはちょっとだけ、彼の強がりなんじゃないかって思ったり。

「サヤカは、本当に辛い経験をしたんだと思う。
でもね、それを絶対に忘れちゃいけない。
今のサヤカが今ここにいて笑ってるのは
その経験があったからで
これから先、もっと強い力になって、自分に返ってくるはずだから。

で、最後俺みたいになれる。」


私が思うのと同じ事を
高本さんも思っていて

私がたった一人で感じていた事を
高本さんはきちんと後押ししてくれた。

すごく嬉しくて仕方なかったのに
私は照れ隠しで
「えぇ?高本さんみたいにはなりたくない」
なんて言って。
彼はいつもの調子でまたツッコミ入れてきて。

そんな調子で飲み続けたら
2人ともかなり酔っ払ってしまって
着替える事もせずに
大きなベッドの掛け布団の上に2人して倒れこんで。

高本さんは私の名前を呼んでくれて
私も、彼の目を見て何?って答えて

彼は、私をそのまま抱き寄せると
「サヤカ、好きだ。」
と、はっきりと聞こえる声で告げた。

「もう、お前は何なんだよ?
時間が経てば経つほど、好きになってイライラする!
いきなり現れて、いきなり俺の心の中に入ってきちゃうんだもんな。
お前の空気にやられたみたいだ。
サヤカって何か、いい空気持ってると思う。
あーもう訳わかんないけど、気になって仕方がない!」


そんなぶっきらぼうな告白あるだろうか。
しかも、お酒を飲んで、ラブホのベッドの上でなんて
信じられる訳がない。

ないのに。

私は、ぎゅっと彼の体を抱き返した。
「私も、気になって仕方ない!
何なのよ!
いきなり現れて、人の気持ちの中に簡単に入り込んで来て!
何考えてんの!?
訳わかんない!

でも…ごめん。」


私の「ごめん」の一言に
彼は一瞬体をピクリとさせて、無言になった。

それでも私は止まらなかった。
「私、『彼』の事、全然忘れてないかもしれない。
そして、きっとこれからも忘れない。
これから先も、私の中には彼がい続ける。

なのに、高本さんの事が好きで
訳わかんない。」


私の言葉を聞くと、彼は突然大爆笑を始めた。
「お前なぁ、俺がそんな事気にするとでも思ってんのか!?
俺は越えてみせるよ。絶対に。
そして、『彼』の存在を抱えたサヤカをそのまま、受け入れる。

言っただろう?
サヤカはいろんな経験をして、今ここにいる。
だったら、『彼』の存在を抱えたサヤカも、俺は大切にする。」


その時、私の頭の中には
既婚者の三文字はなくて
ただ愛おしい人を目の前に
幸せな気持ちでいっぱいで
その日は2人、そのまま抱きしめ合って眠りについた。

高本さんは、本当に私に何もしなかった。
目の前にいるのに、キスすらしなかった。

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コメント

お久しブリっちょ☆
ちょっと来ない間にとんでもない事になっていてビックリしました。
正直、サヤカちんにはツライ恋愛の後だから
今度は胸張って『幸せ』って言える恋愛をして欲しかったけど、これが運命ってモノなのかなァー
ただ、お互いすっごく惹かれあってるっていうのは分かるし
ヒロ君とのことでツライ時にサヤカちんの気持ちを理解してくれて救ってくれた人だと思うし
彼の持つ明るいパワーにすっごい癒されてると思うんだけど・・・ 
どっちかっていうと、サヤカちんは流されやすいタイプのような気がするので
彼のペースに押し切られちゃうんじゃないかと、ちょっと心配です。(←勝手に思ってるだけなんで・・・)

確かに、彼には奥さんがいて世間では認められないような関係だとしても
人を好きになるのは理屈じゃないと思うし、スパっとやめられるものじゃないから
しょうがないんだろうなっていうのは分かる! 分かるんだけど・・・
私は中途半端っていうのが一番嫌いなので、やっぱ今の状態では応援はできないよね。
でも、これからの二人が明るい未来へ向かっていくように見守っているので
辛くても苦しくても彼を信じて頑張って下さい。

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>>花梨さんへ
うん、ビックリだよね(笑)私自身もビックリの連続。
大体展開だって早すぎるしね。
だけど、彼がいてくれたから今私は毎日笑って過ごしてます。現実は厳しくても、幸せだなぁと思う。
これがいけない事だと言われればそこまでなんだけど。
もしも彼が、普通に家庭を持った既婚者であれば、私は自分にストップをかけて彼にはもう逢わなかったと思う。
彼が離婚に向けて動いている、それを信じて私は一緒にいる決意をしました。

>私は中途半端っていうのが一番嫌いなので、やっぱ今の状態では応援はできないよね。

そういう気持ちになる人がいるのを覚悟で書いてるから、花梨さんのコメントはすごく正直なものとして受けとめてます。
周りの人にも言われる事があります。応援できないって。
だけどいつか、誰からも祝福されるように、今は彼の事を信じて頑張ろうと思います。

>>12:09の鍵コメさんへ
もう終わった事だと思ってるのに、本能はやっぱり正直で、本気だったからこそ頭に思い浮かべただけで涙が出る。
彼も言ってくれてます。それだけサヤカは真剣だったんだから、いいんじゃない?って。

私も、鍵コメさんと同じような解釈をしてます。というか後に彼から真意を聞いたんですけどね。
自分の事を信じて欲しいのと、自分が中途半端な気持ちで近づいてきたわけじゃないって事を理解して欲しかったらしくて。

そうやって最初から本気でぶつかってきてくれている彼に恥じない自分でいるために、毎日真剣に過ごしていきたいと思っています。

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