あしたの私に会いに来て…

いつかまたあなたに逢えるなら。その時はもっとステキな私で逢いたい。

私&大切な人たち

サヤカ

Author:サヤカ
26歳 会社員
B型
音楽をこよなく愛するケータイマニアです

何かございましたら
*メール:sayaka38ca@ヤフー*
もしくは鍵コメにて。

当ブログは無期限放置になりました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

今も私は、日々言葉を綴っています。
皆さんから貰った、たくさんの気持ちを胸に頑張ります☆

みんないつもありがとう♪

ブロとも申請フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

ガチャ便

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

カテゴリー

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

真相。

彼とずっと一緒にいたい。

いろんな理屈を抜きにして、最後に残るのはこの感情だけで。

一番大切なのは、目の前の彼そのもので
彼が私に与え続けてくれた大きな愛は
きっと何にも替えられないものだと思った。

将来の事なんてわからないから
とりあえず彼と話がしたい。

結論はそれから。



彼が用事を済ませて帰ってきたのが19時過ぎ。
でも、次の日に必要なものを取りに、自分ちに帰らなきゃいけなくて
「明日の仕事きつくなっちゃうけど、ついてきてくれる?」
彼のそんな言葉に、私は迷わず首を縦に振った。

片道70kmの道のりで
車で約1時間。

当たり障りのない話をして
でもその次には必ずと言っていいほど沈黙が訪れる。

どうしてかわからなかったけど
口を開いて出てくる話は、結婚とか子どもが絡むものが多くて
そんなこと意図してないのに
気がついたらはっとして口をつぐむ。

沈黙を破るのは、毎回彼の方だった。
そして私はそれに応えるだけで精一杯だった。

口を開く度に、彼を傷つけてしまってる気がしたから。


彼の家について、
彼の部屋で次の日に必要なスーツや革靴なんかを揃えて
しばらくゆっくりしてからこっちに戻ってこようと思って
一階に降りると、女の子が寝息を立てて眠ってた。

6歳になる、むねりんの姪っ子だった。

仰向けに、手をバンザイのかっこうさせて
ちょっと汗かいて寝てるその姿に
私はとても愛おしさを感じて、
近くにあった上着をかけてあげた。

しばらくその寝顔を見てて
ふとむねりんの方を向くと、
とても穏やかな笑顔で、私を見ていた。


帰り道、しばらく何気ない話が続いたんだけど
また沈黙が訪れて
私は高速道路の途中のそのタイミングで切り出した。

「あのね、私むねりんの話聞いて
色々調べて考えたんだ。
でね、わからない事が多すぎて、
だから教えてもらいたいことがたくさんあるんだけど
一つずつ聞いてもいいかな?」

「うん。
何でも聞いていいよ。
サヤカが納得するように説明するけん。」


「むねりんは最初、どうやってそれを知る事になったの?」
「元嫁と5年間一緒にいて、子どもができなかったって言ったじゃん?
最初1年くらい経っても、全く子どもが出来なかった時
元嫁自身が子宮内膜症ってわかって一緒に病院行くようになって
じゃあついでに全部調べちゃおうかって、わりと軽い感じで検査を受けた。

そしたら、彼女の内膜症も1つの原因ではあったけど
むしろ重症だったのは俺の方だったんだ。

ショック、っていうのとはちょっと違って
何ていうかなぁ…『あぁ…そうなんだ』って。」


「そっかぁ…
子ども、絶対にできないって言われたの?」

「いやぁ、それは言われなかったね。
ただ、出来にくいっていうのははっきり言われたけど
絶対じゃないって。
自然に妊娠する可能性も、ゼロじゃないらしいよ。

だからそんなにショックを受けずに済んだのかもしれないけど。」


絶対じゃない…
つまり、私には、むねりんの子どもを産む事のできる可能性は
わずかでも残されてるって事。

なんだ…

なんだ、なんて言ったら
いろんな人の反感かいそうだけど

率直に、私と彼が一緒にいる上で
この事は乗り越えられる壁だって思えたの。

でもだからって、あぁそうですかで済まされるものでもなくて。

「あのね、私が結婚をしたい、その人の子どもを産みたいっていうのは
どうしても譲る事のできない夢でね
だから、むねりんの話をただ『あぁそうですか』って言う事はできないのね。

やっぱり私いつか絶対に子どもほしいって思ってしまうんだよね、今は。
これから先はわからないけど。

だから、今の気持ちを元に話をしなきゃいけないけど
例えば私がこの先むねりんと結婚してね
そうすると私はむねりんの子どもをやっぱり産みたいと思うわけ。
最初は自然の流れに任せてても
そのうち、できる努力は全部したいって思うようになると思う。

少しでも可能性があるなら
その可能性に賭けたいと思ってしまうと思う。

そして私はその努力を、自分だけじゃなくて
むねりんにも求めてしまうと思う。

男の人って、そういうのをプレッシャーと思ってしまう事もあるっていうし
だからこそ、私今のうちに話しとくね。

いつか私、そういう気持ちになるかもしれないけど
むねりんにもその事を知っておいてほしい。

ずっと一緒にいるために、
私逃げちゃいけないって思ったの。」


むねりんは、小さく頷いた後
穏やかに笑った。

運転席の彼の横顔からは
安堵と期待の表情…
それから、これからずっと先に訪れるかもしれない現実を悟ったようで
真っ直ぐ前を見据える眼光
そんなものが見て取れた。

そして彼は、高速運転中にも関わらず
左手で私の頭を抱き寄せると
「もう『別れる』って言われるかと思った。
そしたら俺、サヤカを諦めきれんくてストーカーにならなきゃいかんやん(笑)」

そう言って笑った。


今までだったら、1人で抱えて悩んで
相手を思いやって…なんて間違った優しさで
私は彼との別れを選んでたかもしれない。

それは同時に、現実の厳しさから逃げようとする弱さでもあって。

でも、私は1人じゃない。
1人じゃ乗り越えられない壁でも
2人ならぶち壊す事だってできるかもしれないし。

今すぐ、っていう問題じゃないから
これから、時間かけてもっともっと
向き合って行けたらいいと思う。


彼と、2人で。

スポンサーサイト

コメント

サヤカさん、すっごいじゃん!ちゃんと向き合ってるじゃん!むねりんを大切、大事にしたいから~一生懸命さやかさんは向き合ってるんだよね?ひとつの遠慮がどんどん日を増すことに
大きくなって~最後は取り返しのつかないことになるからね!

>>AKIKOさんへ
これを向き合うっていうんだよね…何だか自分の気持ちを押し付けちゃってるんじゃないかって、ちょっと不安でもあるんだけど。やっぱ慣れない事すると変な不安に襲われるね。
いろんな理屈抜きにして、彼が好き。その気持ちはいつまでも、大事にしたいなぁって思うよ。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://sayaandhiro.blog56.fc2.com/tb.php/305-0d757b2e

 | HOME | 

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。