あしたの私に会いに来て…

いつかまたあなたに逢えるなら。その時はもっとステキな私で逢いたい。

私&大切な人たち

サヤカ

Author:サヤカ
26歳 会社員
B型
音楽をこよなく愛するケータイマニアです

何かございましたら
*メール:sayaka38ca@ヤフー*
もしくは鍵コメにて。

当ブログは無期限放置になりました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

今も私は、日々言葉を綴っています。
皆さんから貰った、たくさんの気持ちを胸に頑張ります☆

みんないつもありがとう♪

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記憶。

どんなに忘れたくないと願っても
どうしても忘れてしまう事がある。

忘れたくない事が多ければ多いほど
気付かないうちに、ほんの少しずつ少しずつ
思い出は私の中から薄れていってしまう。

それを、ヒロくんのときに思い知ったから
だから忘れないために
少しでも長く覚えておくための方法を必死に考えたら

これだ、って思った。

ランキング参加中。
辛くても、この想いを貫く事にしました。
応援のポチ☆お願いします。

「むねりん、お願いがあるの」
「ん…?何…?」

私は決心して、彼に抱きつくと
彼の耳元でそっと、その願いを伝えた。

「抱いて欲しい」

彼はちょっと戸惑ったようで、そして私に
「ダメだよ」
と言った。

何がダメなのか、わからなかった。
私は何度も何度も、お願いって繰り返した。
むねりんの体に回した腕を、解く事なく
お願いだから抱いて欲しいと懇願した。
涙を流しながら必死に。
そうしないと忘れてしまうとでも言うように。

彼は私をベッドに横たわらせて、真上から私の目を見て…

そして静かに笑って私から目を逸らした。
「サヤカ、こんなのダメだよ。
俺はこんな事できない。」

「どうしてよ…このくらい聞いてくれてもいいじゃない。」
「何のためにこんな事するの?」
「…忘れないため。覚えておくため。
一ヵ月半も離れた事なんてないじゃない。
今まで、一緒にいる事が多かったから余計に
逢わなくなる事で、忘れるという事が怖いの。
忘れられる事が怖いし、忘れてしまう事が怖い。
どんなに忘れたくないと願っても、忘れてしまう事があるから
だから、頭や心だけじゃなくて、体でも覚えていたいの。
1つ忘れて残りが1つになるよりも
1つ忘れてもまだ残りが2つあるじゃないって言える
その記憶の材料が欲しいの。

私、今まで他の人に対して、ここまで抱かれたいと想った事なんかなかった。
そのくらいの気持ちなの。
だからお願い。」


むねりんはしばらくの間、黙ってしまって
そして私の上に来ると
私の体に自分の体をしっかりとくっつけて
私が大好きだったみたいに、頬と頬をくっつけた状態になって
私の事をきつく抱きしめて
「そのくらいの強い気持ちなら、なおさらこんな事しちゃいけない。
大事にしなきゃダメだよ。
そのままの、純粋なサヤカでいて欲しいから、やっぱり俺はこんな事できない。
体を重ねる事はやろうと思えばできる。
でも、だからこんなふうにはできないよ。
そうしてしまった時、サヤカも俺もきっとイヤな想いするよ。

これで、忘れないで欲しい。
体を重ねる事じゃなくて、お互いの体温を感じる事で忘れないで欲しい。」


そう言ってむねりんは、しばらくそのまま私を抱きしめ続けました。

忘れないで欲しいなんて言われたら
変に期待しちゃうじゃない。

優しいのか、残酷なのかわかんないけど
でも、彼の体温を感じてるその瞬間は、紛れもなく私幸せでした。

そして、聞いたの。
「体を重ねる事はできない、それなのに
何度もキスしたり、手を握っていてくれたのは何故?」


彼はちょっとだけ考えると
「わからない。

そうする事で、少しでもサヤカの気持ちが穏やかになればいいっていうのもあったし
自分がそうしたいからっていうのもあったし。」

そう言った。

複雑だった。

でも、彼がそれで苦しまなかったのなら
それはそれでよかったと思った。

自分は傷ついてもいい。
だけど、相手にも同じように傷ついて欲しいとはやっぱり思えないから。

「体を重ねようとはしてくれなかった、
私の必死の思いを拒絶された、
その事は、すごく辛い。
どうしても、最後に抱いて欲しかった。

でも…
むねりんにそういう事させて、
後悔させずに済んで、正直ちょっとだけほっとした。

だからこれで良かったんだと思う。」


そう言ったら何故か、涙が出てきた。
私やっぱり、純粋に彼の事が好きで好きでたまらないんだ。

「むねりん、
体を重ねる事は叶わなかった。
でも、だからお願い。
もう一度、抱きしめて欲しい。」


そういうと彼は、私の事を優しく、そして強く
抱きしめてくれて
私は、彼の胸に耳を当てて
必死に、彼の鼓動のリズムを頭の中に刻み込もうとしました。

力強いその鼓動を、私は忘れない。

彼は別れ際にこう言ってくれました。
「サヤカは…まだ今は彼女だと思ってる。
でも正直、この先の事は何一つ約束できない。
待っているのは別れかもしれないよ?」

「別れかもしれないけど、続きかもしれないんでしょ?
私は、続きだとしか思ってないけど?
むねりんは、私と別れたりなんかできないもんね。
私も、むねりんの事は彼氏だと思ってる。
友達にだって、彼氏がって話するよ。
だから、少なくとも連絡だけは取れるかな?」

「うん。メールとか、電話とかは
今までどおり変わらず、していきたいと思ってるから。」


別れの時間は、刻一刻と近づいていました。
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