あしたの私に会いに来て…

いつかまたあなたに逢えるなら。その時はもっとステキな私で逢いたい。

私&大切な人たち

サヤカ

Author:サヤカ
26歳 会社員
B型
音楽をこよなく愛するケータイマニアです

何かございましたら
*メール:sayaka38ca@ヤフー*
もしくは鍵コメにて。

当ブログは無期限放置になりました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

今も私は、日々言葉を綴っています。
皆さんから貰った、たくさんの気持ちを胸に頑張ります☆

みんないつもありがとう♪

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時間を戻して。

行ってきました。
現実を受け入れるために。

朝目が覚めても、
正直やっぱりどうしたって
現実味なんてかけらもなくて

また日が明けたら実はドッキリでしたーなんて
誰か言いにきてくれるんじゃないかなとか思ったり
そしてその人に、
「悪い冗談本気でやめて!」って
激怒したいって思った。

嘘なら、どんなにいいだろう。

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誰かが言い出したんだ。

「寂しい最期にならないように、できるだけ大勢で駆けつけましょう」

実際に亡くなった時だって、
暗い海の中たった1人で亡くなってしまったのだからって
会社側も快く了承してくれた。

同じ支店の社員100人超全員、
仕事を定時で切り上げて、お通夜に駆けつけた。

斎場についてもまだ、実感が湧かなかった。

ゆうちゃんたちと、会場の3階に上がると
会場の入口に、うちの職場からの献花があって
その花輪に取り囲まれるようにして
先輩の遺影と、たくさんの家族や友人たちに囲まれた写真があった。

そして、先輩への手紙を書く場所が設けてあったんだ。
「故人の生前を偲び、お言葉をお願いいたします」
って。

生前の。

遺影の中の先輩は、私の記憶と寸分も違わぬ笑顔で
やっぱり冗談だと思いたかった。

会場に入って、祭壇の真ん中に先輩の大きな遺影があって
棺が横たわっていて
それでもまだ、実感は湧かずに。

着席して、お通夜の開始を無言で待っている間も
どうして今、みんなでこんな真っ黒なかっこうしてここにいなきゃいけないのか
認めなきゃいけないと思いつつ
どうしても、認めることなんてできなかった。

しばらくすると、見覚えのある取引先の社員さんが入ってきて
その後から、ヒロくんが歩いてきた。
真正面から見たわけじゃないけど
彼は青い顔をして、ハンカチを片手にひたすらうつむいたままだった。

きっとヒロくんだって、信じたくないだろうし
信じられないだろうし。

彼は私からちょっと遠いところに着席すると
膝のあたりに肘を立てて、頭を抱え込むようにしては
また頭を上げて、先輩の遺影を見つめるという行為を繰り返していた。

痛々しかった。


和尚さんが入ってきて読経が始まって
焼香をするように促されて前へ進んで

私は焼香台の一歩手前で立ち止まって
先輩の遺影を一度しっかりと見て、そして焼香した。

手を合わせて、いろんな言葉を伝えたかったのだけど
浮かんでくる言葉は、とても頼りのないものばかりで
「何でですか」「どうしてですか」「これは現実なんですか」
「何も死ぬ事ないじゃないですか」「いきなりすぎますよ」
「もう一度だけでいいから、その独特のイントネーションで
私の苗字を呼んでみてくださいよ」
「書類まだ受け取ってませんよ」「どうして先輩なんですか」

「私、ちゃんとありがとう言えてないのに」


どのくらい繰り返せば、先輩に届くのかわかんなかったけど
強く強く、思った。

「お世話になりました。お疲れ様でした」

焼香を済ませて、奥さまとお子さんに一礼した時に
奥さまは呆然としつつも私たちにお辞儀を繰り返されてて
その青白い顔と、真っ赤に腫れた目を見たら

もう、受け入れるほかなかった。

その時になって、初めて涙が出た。
私の周りもみんな泣き出してしまって。

終わる頃にはたくさんの人たちが泣いていて。

会場を後にする時、ヒロくんと目が合った。
彼は私にも一礼すると、帰っていった。

斎場から、職場に戻るため。

こんな日くらい、仕事休ませてやれよって思っちゃうけど
これが社会ってものなのかな。

ご焼香の人たちがある程度落ち着いて
数人の社員と一緒にお顔を見に行った。

むねりんからは、顔は見ない方がいいと言われていたけれど
でもどうしても、見ておきたかった。

それが、どんな顔であっても。

深呼吸して、棺の中を覗き込む。
それは確かに、先輩の顔だった。

忘れられない顔だった。
いい意味でも、悪い意味でも。

先輩の顔は、転落した時のものなのか、
水中を彷徨っている時のものなのか
とにかくいろんなところが傷だらけで
それを隠すために、黄色い色ですごく厚く塗ってあって

それでも、苦しい顔じゃなかった。
思ったよりずっとずっと穏やかで
何でかわからないけどちょっと笑っているようにも見えて

目さえ開けてくれたら、遺影の中の笑顔と何一つかわらなそうな顔だった。

私と、一緒にいたみんなで
もう一度先輩に手を合わせて
その場を後にした。

涙を拭いてる余裕なんてなかった。

現実。
これが現実。

認めたくなくても、変えられない事実。

時間が戻せたら、どんなにいいだろう。
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コメント

サヤカどん、お疲れさまでした~!
先輩・・・くらい海で見つかったときはものすごい顔していたことでしょう。
ちゃんと湯灌をしてもらったんだね、
湯灌をするとね~スゴイ顔をした故人さまは
~穏やかな顔硬直した身体が穏やかになるんだよ!
まだまだ若かった先輩に無念さを感じます。
毎日を後悔のないよう!大切にすごさなきゃね!

うん、確かにそうだね。
生きてる限り、どうしても「認めたくないけど、変えられない事実」に出会うことってあるもんね。
否定しても、目をそむけても視界に入り込んでくる容赦ない現実ってある。
しかも、凹んでどうしようもないときに限ってやってきたりするから・・・・試練というより神様の嫌がらせとしか思えないことが多々あるというか。。。。

最期の顔を見るか否か、賛否両論だと思う。
事故死した知人の顔、アタシは見る方を選んだ。
美人だった彼女の顔には、化粧で隠しきれない深い傷があったけど、アタシは今も彼女の顔を見てサヨナラを心で告げたことに後悔はないんだ。
割り切れないけど、ある意味納得できた気がするから。
以前のように、彼女と言葉を交わすことはないんだと、これからは記憶の中で彼女と話すことしかないんだと、なんとなく思えるようになれたから。

笑ってるように見えた、それは先輩からの最後のメッセージかもしれないね。

これからの日々、笑って過ごしていけよ。
これからの日々、笑って過ごせるよう頑張れよ。
これからの日々、きっと笑って過ごせるよ。

・・・・・勝手な解釈なんだけど。


まったく接点のなかったその先輩は、サヤカさんを通してアタシとも接点ができたような錯覚すらするので。

心から、ご冥福を祈ります。

>>AKIKOさんへ
そうなんだね。
どんなに化粧しても、傷は消えなくてね…
棺の中の先輩は、多分発見されたその時のままの服装だったみたいで、青いTシャツに黒いパーカーを着たまま包まれてました。
Tシャツの首のところには、泥みたいなのが付着してて…
多分すごく痛くて苦しかったと思うんだよね。
だから、眉間に皺のよった苦痛に満ちた顔だったらって思ってたんだけど。
穏やかだったよ。
本当、無念ってこういう事を言うんだね。

>>蘭丸さんへ
私を含めて、みんな顔を見るべきかどうか正直迷ったんだ。
特に私は、水の事故で亡くなった方たちをたくさんみてきてるむねりんに止められたから、本当に覚悟がいった。
今も、はっきり思い出せるほど私はしっかりとこの目で先輩の顔を見たよ。
そしてやっぱり、見てよかったって思ってる。
記憶や写真の中だけじゃなくて、最期の最期で形のある先輩と逢えて本当に良かった。

>笑ってるように見えた、それは先輩からの最後のメッセージかもしれないね。

私もそんな気がしてる。
先輩は、すごく厳しい人だった。
でも、時にユーモアで、先輩の机の周りにはいつだって明るい空気が流れてた。
笑って過ごせよっていうのと、『俺の事忘れんなよ』って言ってるみたいで泣けてきた。

先輩が天国でも静かに笑ってますように。
今はそんなふうに思ってます。

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