あしたの私に会いに来て…

いつかまたあなたに逢えるなら。その時はもっとステキな私で逢いたい。

私&大切な人たち

サヤカ

Author:サヤカ
26歳 会社員
B型
音楽をこよなく愛するケータイマニアです

何かございましたら
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もしくは鍵コメにて。

当ブログは無期限放置になりました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

今も私は、日々言葉を綴っています。
皆さんから貰った、たくさんの気持ちを胸に頑張ります☆

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突きつけられた現実。

お通夜に参列するため
式場のある2階へ向かうと
入口のところにたくさんの写真が飾ってあった。

全部全部
ユニフォーム姿の彼だった。

小学校か中学校の時の作文とか詩とか
大学の卒論までも
全部全部、野球の事。

一番右に飾ってあった写真が正しく、
私の記憶に鮮明に残る、
バッターボックスの彼。

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徐々に人が増え始めて
私たちは式場に入りました。

祭壇は大きく華やかで
その中心に、彼の遺影がありました。

その遺影すら、ユニフォーム姿の彼。
その写真は、私が連日応援に行っていた
甲子園県予選のもので。
守備について真剣な眼差しでボールを見つめる彼の姿でした。

それを見てもなお、まだ信じたくない自分がいて。

彼がどれだけ好かれていたかを表すかのように
式場に入りきらない人の列が、1階の外まで続いていた。
決して狭いところではなかったのに。

読経が始まる。
涙は、出ない。

だってまだ、信じてないから。
こんな、死因とか死の場面が曖昧すぎる最期なんてあるわけがない。

私の目の前には、野球のユニフォームを着た
たくさんの小学生たちと、恐らく卒業生たち。

彼は、小学校の先生になってた。
そして大好きだった野球を教える、監督という立場になっていた。


彼が大学3年生、私が大学4年生の夏
(彼は一浪して同じ大学に入ってきたから)
偶然キャンパスの中で逢った時に彼から相談されたの。
「俺、教員目指したいけど…でもなれる可能性高くないし
先々の事を考えたら最初っから就職するつもりでいた方がいいのかな。」

私は既に就職が決まっていて、彼には多分、こんなふうに言ったんだ。
「目指したいなら教職チャレンジしなよ。
逆にさ、就職なんて後からでもできるって。
やりもしないでそんな弱音吐くなんてらしくないよ?」

彼は、そうだよねって笑って…

大学を卒業してからは、彼と連絡を取る事もなくなってたから
こうして先生になっていた事を知らずにいたんだ。

予想外の弔問客の多さに、
読経の後、焼香の前に喪主挨拶があって
私たち参列者は、お父さまの口から、彼の最期を知る事になりました。

お父さまのお話は、あまりにも生々しくて
その詳細をここに書く事は出来ないけれど
彼の死因は


『不明』


でした。

直前まで何もなかったのに急に彼は倒れて
救急車で運ばれたけれどそのまま助からずに
納得の行かないご両親が司法解剖にまわしたけれど
彼の体からは何も異常がみつかりませんでした。

死因欄には「原因不明の突然死」と。

そんな現実があっていいのかな。
受け入れるにはあまりにも辛すぎる現実に
私はただただ彼の遺影を見つめ続けることしかできませんでした。

焼香する時になって、改めて彼の遺影を見てもまだ
これはドラマかなんかの撮影じゃないかなんて思ってたんだけど

棺の中に横たわるかつて大好きだった人は
あの頃よりも大人の男性の顔をしていて
茶髪だったのに、学校の先生らしく真っ黒な髪の毛になっていて
それでも野球のユニフォーム着て、胸には野球帽が置いてあって
穏やかな顔して目を閉じてました。

ちょっとだけ白っぽいその顔色を見たらもう、
認めざるを得ませんでした。

棺のすぐそばで、彼のお婆さまと思われる女性が
「何で…何でや…まだこの子は25ばい…」
そう、震えながらつぶやいていて

私の隣では、たくさんの小学生や中学生の子どもたちが
お互い支えあいながら泣きじゃくって
「先生!先生!」「イヤだ!」
そんなふうに叫んでて

私は逆に、何も声にする事ができないまま
ただしばらくそこで、彼の顔を見つめながら
呆然として涙を流し続けました。

大好きだった彼の笑顔はもう二度と
同窓会ですら見る事ができなくなってしまいました。
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